nobcha23のエアバンド受信機自作ブログ DIY airband receiver BLOG

エアバンドレシーバーキットの組み立て、改造を手掛けます Assemble and remodel Chinese airband receiver kit

1994年に設計

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amazoneやeBAYなどで売っている

航空無線用受信機キットを組み立

て、改造しております。
キットの組み立て、調整、そして

受信周波数表示から、さらに一歩

進んでデジタル型局発の利用とそ

のための局発外部入力改造、さら
に感度アップを行います。
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さて、このブログで扱っているエアバンド受信機キットのルーツなのですが、ネットサーフィンしていたら行き当たりました。なんと

www.tonyvanroon.com

らしいです。

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Page Copyright c 1995 - Tony van Roon
Project Copyright c 1994, by Fred Blechman (K6UGT)

 

組み立て調整マニュアル

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amazoneやeBAYなどで売っている

航空無線用受信機キットを組み立

て、改造しております。
キットの組み立て、調整、そして

受信周波数表示から、さらに一歩

進んでデジタル型局発の利用とそ

のための局発外部入力改造、さら
に感度アップを行います。
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英語版を参考にし、組み立て調整マニュアルを作ってみました。

 

----改訂版

 

30dBアンプを追加  「エアバンドレシーバキットの組み立てと改造」

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amazoneやeBAYなどで売っている航空無線用
受信機キットを組み立て、改造しております。
キットの組み立て、調整、そして受信周波数
表示から、さらに一歩進んでデジタル型局発
の利用とそのための局発外部入力改造、さら
に感度アップを行います。
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この受信機キットですが、ちょっと感度が悪いように思います。簡単に感度を上げるには前段にプリアンプを追加すればいいはずです。アマゾンに800円ぐらいの手ごろな価格のLNAが出ていたので、買ってみました。注文したら、意外と早く1週間ぐらいかかって中国からやってきました。次のような仕様です。

f:id:nobcha23:20190710202313j:plain

30dBのLNA



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0.1-2000MHz RF 広帯域アンプ 30dB増幅器(デシベル) 高利得モジュール ノイズLNAの仕様

特徴:
広い周波数範囲、高利得、低雑音指数です。
この製品は、フロントエンド受信RFに適用され、低ノイズRF信号増幅を行います。

仕様:
動作周波数:0.1-2000MHz
アンプゲイン:F=0.1MHz, gain=32dB、F=500Mhz, gain=31dB 、 F=1000MHz, gain=29dB、
F=1500Mhz, gain=25dB、 F=2000MHz, gain=20dB、
最大出力:+10dBm(10mW)電源電圧:DC 6-12 V 入出力インピーダンス:50Ω
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WEBで調べたら、回路に実装されているチップの刻印から判断すると旧HP(現AVAGO)のINA-02186と言うMMICが使われているようです。

f:id:nobcha23:20190710202438j:plain

LNAの回路図


それではこのLNAをアンテナ端子BNCの前に入れて試してみます。そしていつもの伊丹空港の周波数に合わせます。30dBというだけあって、さすがです。今まで聞こえなかったグランドの応答が室内アンテナでも聞こえます。しかし、局発がまだ裸なので、家庭内ノイズも拾ってしまいます。

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LNAつないで受信確認

 


局発もケースに入れないといけないですね。

 

 

フロントエンドのフィルタ特性をみる  「エアバンドレシーバキットの組み立て調整」

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amazoneやeBAYなどで売っている
航空無線用受信機キットを組み
立て、改造しております。キット
の組み立て、調整、そして受信周
波数表示から、さらに一歩進んで
デジタル型局発の利用とそのため
の局発外部入力改造を行います。
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キット組み立て、外部局発試作、外部局発動作と色々確かめたので、続く追加改造を考えますがその前に、アマチュア用スペアナGiga Stを久しぶりに動かしたので、フロントエンドのフィルタ特性を確かめることにします。

 

f:id:nobcha23:20190518163200j:plain

スペアナ接続実験

どうしたものかと基板をよく見ると基板のシルク印刷にTest1とTest2とフィルタ特性の入出力点が明示されています。GigaStのTG出力の方はアンテナ端子につなぎ、Test2の方には端子ピンを立てて同軸ケーブルにつないでGigaSt入力へ接続します。

 

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基板のシルクにTEST1とTEST2が

f:id:nobcha23:20190518163249j:plain

TP出力とSP入力につなぐ

 

ということで得られた通過特性は次の通りです。118-136MHzに対して少し高域のほうに伸びています。もう少しフラットにできないかとコイルを伸ばしたり、縮めたりしましたが、あまり改善ができません。なるべくフラットにしてみたのがこの程度。

f:id:nobcha23:20190708194941j:plain

初段フィルタの帯域通過特性

 

---追記 Apend‐――-------------------------------------

関連書き込みも参考にしてください。  Please refer related post.

 

エアバンドレシーバーキットの組み立て、改造を手掛けます Assemble and remodel Chinese airband receiver kit

nobcha23.hatenadiary.com

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Airband receiver kit Airband receiver aluminum case

局部発振器のスペクトラムを見ておきましょう  「エアバンドレシーバーのキットを組み立て」

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amazoneやeBAYなどで売っている航空

無線用受信機キットを組み立て、改造

しております。キットの組み立て、調整、

そして受信周波数表示から、さらに一

歩進んでデジタル型局発の利用とその

ための局発外部入力改造を行います。

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エアバンドレシーバーのキットを組み立て、ケースに入れ、さらに外部デジタル局発を組み合わせようとしています。

 

デジタル制御の局発ということで、以前作成したシンセサイザ局発(MC145163使用)をつないでみましたが、今一つ感度が悪かったし、ちょうどよい周波数が取れなかったので、Si5351aを使う局発で実験を進めることにします。

デジタルPLLの発振器なので、スプリアスが心配です。

 

これも昔々手掛けたGigaStというホビー用スペクトラムアナライザがあるのを思い出し、使ってスペクトラムをみることにします。Ver4.0というかなり古いものです。

f:id:nobcha23:20190707123926j:plain

GigaSt V4

 

USBシリアルケーブルでCOMポートでつながないといけないのですが、以前から手持ちの秋月で買ったケーブルでつなごうとすると、最新ドライバはWin10と相性が悪く、古いドライバと入れ替えるとかで挫折。仕方なく、eBAYでFTDIのチップ(素性がよい)が載っているというWin10対応ですと称するケーブルを2ドルぐらで買います。1週間ぐらいでやってきました。

USB-SERIAL cable used FTDI chip

 

やっと観測。受信バンド内にスプリアスがあります。デジタル信号のままではまずいかもしれません。フィルタを入れないといけないかもしれません。でも当座に実験では問題ないと思われます。

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Si5351a使用信号源を簡易スペアナで観測

 

なおこのスペアナにはTGがついているので、次は受信機フロントエンドのフィルタの帯域特性を見てみることにします。

ではまた。

Airband receiver kit Airband receiver aluminum case

局発信号源になるSi5351a発振ユニット [エアバンドレシーバーキットの改造」

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amazoneやeBAYなどで売っている航空
無線用受信機キットを組み立て、改造
しております。キットの組み立て、調整、
そして受信周波数表示から、さらに一
歩進んでデジタル型局発の利用とその
ための局発外部入力改造を行います。
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エアバンドレシーバキットの組み立てから始まり、外部局発改造にきました。
元の回路の局発発振部を停止して、外部よりデジタル方式で信号を生成し、局発信号として注入します。

今回この試作シリーズでは調整用デジタル方式信号源として発振回路を手掛けました。

それをもう一歩改造し、局発信号源にもなる発振ユニットについて説明します。

1.電源投入時にSW1を押したままで開始すると、局発表示(発振周波数から中間周波数分の10.7MHz引いた値を表示する)が選べます。

2.SW1は周波数ステップルーレット選択になっていて、ロータリースイッチによる増減ステップとして1,10,100kHz、1,10MHzが選べます。

3.SW3でルーレット選択できる周波数メモリー10ch分を用意しています。

4.SW2を押すと、その時の周波数をその時表示されたメモリーチャンネルに記憶させることができます。電源切っても覚えておいてくれます。

 

詳しいやマイコンプログラム開発については次のWEBで。

nobcha23.hatenablog.com

 


原発振モードでの出力周波数を自作カウンタでチェックしました。

f:id:nobcha23:20190701200320j:plain

原発振モードで発振させる

次に局発モードで発振させ、同じく自作カウンタで+10.7MHzであるかをチェックします。

f:id:nobcha23:20190701200355j:plain

局発モードで発振させる


調整用の信号源にもなり、局発にも使えるという、なかなか便利なものができました。


早速外部局発入力BNCコネクタにつないでエアバンドをワッチします。メモリーチャンネルに近辺周波数をセットしてあるので、SW2を押すと次々とチャンネルが変わり便利です。スケルチをデジタルで取り込み、スキャンするというアイデアもわいてきます。

 

 

PLJ-1601-C 周波数カウンタ

外部局発入力改造   「エアバンドレシーバーキットの改造」 Remodeling for outsourcing of LO

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しております。キットの組み立て、調整、
そして受信周波数表示から、さらに一歩
進んでデジタル型局発の試作と局発
外部入力改造を行います。
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キットの組み立て、調整、そして受信周波数表示から、さらに一歩進んでデジタル型局発の利用とそのための局発外部入力改造を行います。

ここでは外部局発改造について説明します。

回路図を見てください。

f:id:nobcha23:20190630142551j:plain

外部局発入力に改造

NE602周辺のC11,C14,D1,L6,R6を取り外します。

f:id:nobcha23:20190630152647j:plain

回路変更部分

 

C14両端子間をジャンパし、D1のところにEIコネクタを取り付けます。外部局発入力用BNCコネクタをケース背面に追加し、同軸ケーブルにEIコネクタヘッダをつけます。これで外部局発入力改造ができました。

f:id:nobcha23:20190630152718j:plain

BNCコネクタへの配線

 

 

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I'm attempting to assemble, and
remodel for Chinese receiver kit.
To improve performance I would
like to add frequency displaying
and degital attended local ocsillator
modified.
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This time I will remodel the circuit for incoming of Local oscillator from outside.

 

To stop local oscillator and make input port of outside oscillator signal, I remove parts and modified circuit as above diagram.

 

To divert PCB pattern I added local oscillator incoming BNC port on the circuit board as above photo.

 

I prepared two kinds of oscillator outside.

The one is MC145163 pll synthesizer oscillator tuned frequaeny from original circuit.

This one is slightly narrow range.

The other is PIC controlled SI5351a based frequency source.

This one is very versatile as digital diaplay of receiving frequency with offset.

 

 Recently I had diverted PIC controlled SI5351a based frequency source into ARDUINO based controlling.

 

Airband receiver kit Airband receiver aluminum case

 

 

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Finally I combined Arduino controlled Si5351a local oscillator with this kit.

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