nobcha23のABブログ Airband receiver kit BLOG

エアバンドレシーバーキットの組み立て、改造を手掛けます Assemble and remodel Chinese airband receiver kit

新エアバンド受信機開発プロジェクトに協力

中國製エアバンド受信機の組み立て、改造に精を出しています。

自分でも机の脇で常時ワッチに使っているので,中國製エアバンド受信機キットの局発デジタル化は実用性あるとうぬぼれています。

一号機、二号機と作りましたが、二号機のロータリースイッチ+プッシュスイッチの操作性が気に入られ、新エアバンド受信機開発プロジェクトで採用したとの連絡が海外からありました。 ところが、操作機能拡張したらバグあり動かないとのこと。手伝ってよとヘルプがあり、メールやり取りし、ズームでお話しし開発プロジェクト進行中です。

一緒にデバッグしてほしいとのことでBARE基板も航空便でやってきて、部品類をALIなどで集めているところです。やっと0805SMD部品の実装が終わりました。

回路構成ですが、TA2003を2個使い(R80構成をまねた)、局発部をArduino+Si5351aに入れ替えたものです。

経緯などは別サイトに書きました。(続く)

 

安定スケルチを受信表示信号使いR80エアバンド受信機(V6.0)で実現 Incorpolated the improved squelch function on R80 V6.0 radio. 

Please refer YOUTUBE video. I could correspond to recover squelch function on R80 V6.0 airband radio.

youtu.be

As you know there is many issues of squelch function on R80 radio. All user would not use the squelch function to avoid mulfunction and endure the noise when there is no signal.

High cut filter

I found that TA7640 receiving LED was working well. So I incorpolated LED signal into LM386 mute node.

SQ by LED sig

 

 

ご存知のようにR80エアバンド受信機キットは安定・感度良好ですが、高域のノイズ音とスケルチが使い物になりません。他のユーザに聞いても、みんな我慢してノイズの中で待ち受け受信しているとのことでした。

先に紹介済ですが、LM386の入力信号にハイカットフィルターを入れて、高域ノイズをかなり減らしました。

今回は思い付きで安定動作しているとみられるTA7640受信信号表示LED駆動信号をLM386入力にミックスしてみました。YOUTUBEでもわかりますように待ち受け時ノイズはかなり対策できました。

 

 

Blesiya DIYキット12Vエアバンドエアバンドラジオ受信機航空バンド受信機ボードモジュール118-136MHz二重周波数変換

 

R80エアバンドレシーバーキットをケースに入れました I found the case for R80 receiver kit


There are a number of cases on Chinese EC. I found the case just matched the R80 kit.
It costs about USD10 with shipping on Aliexpress.
Please take care of selecting the item because there are several lengths of the cases and L=110mm is popular. R80 PCB is asking L=120mm.

ja.aliexpress.com

 

When I got the case, I came to know that the PCB was 0.5mm wider than the case width of installing slide.
However, it's easy to shave.

The front and back panels

 

To install the PCB in the case you shall open several holes on the front and back panels. I had remodeled the front LED PCB by connecting via header so the size of the front panel is special.

 

 

中国ECサイトでR80キットに使えそうなアルミ押し出しケースを発見し注文しました。
ケース代金は約600円で、輸送費約600円。横88x縦38x奥行120mmと言うものです。
注意しないといけないのは、このケースは奥行110mmが標準的なようで、R80基板の長さ120mmに切って売ってくれるサイトを探さないといけません。

二週間ばかりで到着、基板と合わせてみるとちょっと残念。基板をスライドするところの寸法は84mmで基板は84.5mmあります。
ごしごしやすりがけして何とか入りました。

PCB やすり掛けしてケースに合わせる

 

次にフロントパネルのLED窓開け、スイッチ類穴開けを行います。ワタシの場合はフロントLED&SW基板はメイン基板とヘッダ接続なので、寸法がちょっと特殊です。

Front

 

1号機はタカチのYM-180ケース、2号機は中国製オリジナルケース、R80使用3号機は黒アルマイトケースに収まりました。1号機は非常に安定でチャンネル設定やスキャンができるのですが、3号機が出来上がると感度の悪さが気になります。2号機は基板パターンコイルで感度が全くダメ、使い物になりません。3号機は感度が良いが、スケルチがダメです。スケルチ外すと高域ノイズがうるさいので、LM386入力部にハイカットフィルタを入れました。

 

R80には受信信号LEDが付いていて、復調信号(RSSI)に応じて安定に点灯します。この信号をスケルチにすればよいのにと思いますが、スケルチはMC3361復調FM用受信ICに付属しているフィルタAMPを受信音声信号増幅に使っています。

そして受信時に音声信号が載っていると受信チャネルオープン検知するという、あんまり一般的でないスケルチです。受信時に検波されたCTSSを使うスケルチならば一般的です。

ところが、R80は受信時に音声信号(復調音あり)あると開く方式です。スケルチレベルは可変デジタルPADで音声信号レベルをPICから設定しています。

信号受信時でも無変調(音声が途切れると)になるとスケルチが閉じます。無変調の妨害波ではスケルチが開かないという芸の細かいところがあります。

 

そして、スケルチの音声信号MUTEはLM386の-側入力を高電圧バイアスにして、スイッチングしています。スイッチング時にMUTE切り替えプッツン音がします。そして、受信時でも無変調になると、スケルチ制御回路応答時間を越えればMUTEに切り替わります。無音に切り替えようとするときなので、その時のプッツン音が気になります。

 

 

ブログ内容レビュー

このブログの案内です。

chitose6thplant.web.fc2.com

youtu.be

 

このブログでは航空無線受信機をキットを組み立て、改造すると言う技術的なことを各種取り上げています。

USD$20ぐらいで売られているChinese Airband Receiver kitと呼ばれている[MB602+MC1350+LM386]シングルスーパーをまず最初に取り上げました。組み立てマニュアルの日本語翻訳を行いました。

 

 

1.アナログ局発なので、そのままで受信周波数が不安定です。そこで、局発信号を引き出し、受信周波数表示を行うようにしました。

nobcha23.hatenadiary.com

 

2.いっそのこと、安定受信、待ち受けスキャンなどができるようにとデジタル局発にしました。

nobcha23.hatenadiary.com

chitose6thplant.web.fc2.com

 

2.5.オリジナルのアルミケースにデジタル局発を内蔵しました。

nobcha23.hatenadiary.com

 

そのほか、改造改良などもやっています。例えばスケルチ切り替え時にうるさく気に障るプッツン音を止める改造などがあります。

nobcha23.hatenadiary.com

 

また、デジタル局発方式の受信機キットR80を組み立ててみました。

nobcha23.hatenadiary.com

http://chitose6thplant.web.fc2.com/AB/R80/R80_JA_MANUAL1.html

 

 

さて、次なるターゲットなんですが、信号復調部をデジタルラジオにできないか(MB602クリコン+Si4735)試しているところです。

nobcha23.hatenadiary.com

 

 

LTspice simulation for muting 386   386のMUTE方法をLTspiceシミュレートしてみる

まずはそもそも編。LTspiceを使って、386のミュート方法を試してみます。

中国製航空無線キットのオリジナルMUTE部をシミュレーション用に回路図入力しました。(プッツン音がひどいので・・)

f:id:nobcha23:20220104230009j:plain

Original circuit


元回路では前段アンプLM358入力をダイオードでGNDクランプしています。その結果、MUTEかけた時にものすごいプッツンノイズ発生。数秒間続く。このプッツンノイズが気になり、386MUTE方法をトライし始めました。シミュレーションしてみても確かにMUTEかけた時、MUTE解除時に1秒ぐらい数ヘルツのスパイクノイズがでるようです。

(ミュート切替信号はパルス源:開始時1Vで100mS後にミュート解除0.4V、0.5秒間解除後ミュートに戻る。受信信号源はAV電源:50mV電圧の1kHz信号。電源投入し、0.3秒とか3秒の遷移観測)


At first, I would like to simulate the circuit of the Chinese receiver kit. They clump the input signal by a diode to the ground. When switching to mute, there is a large noise occurred. Therefore I would like to improve. To find a better way I investigate the circuit by simulation.


Please look at the res is ult of the simulation. When turning off to mute, there are several Helz noises.  (The blue trace is the MUTING signal of AGC, and the green trace is 386 SP output.)

f:id:nobcha23:20220104225511j:plain

Original circuit

JRC NJM386マニュアル記載の利得制御の#8をGNDに引っ張る方式。これも瞬時ノイズ出ます。

f:id:nobcha23:20220104225557j:plain

P#8 switched

JRC NJM386マニュアル記載のバイアス制御の#7を+側に引っ張る方式。これも瞬時ノイズ出ます。

f:id:nobcha23:20220104225735j:plain

P#7

JRC NJM386マニュアル記載の#2を+バイアスする場合。R80キットはこの方式です。これも切り替え時にでます。

f:id:nobcha23:20220104225804j:plain

P#2

どれもこれも切り替え時に数Hzの切り替えノイズが出ます。どうも386は動作バイアス条件変わると数ヘルツのノイズを発生するようです。


I got a big noise for every application of JRC data sheets.

 

 

さて、グッドフィーリングのアイテック電子の千葉OMが推薦する方式はどうでしょう。#2を+側に引っ張る方式の亜流と思います。

f:id:nobcha23:20220104225914j:plain

Improved


すごくきれいですね。この回路の勘所はP#2ないしは3に電流を流し込むということのようです。そして、目安は0.5V程度になると増幅回路が飽和して利得がなくなり、ミュートするようです。
また、メーカーあるいはロット差なのか、電流値は規格化されていないので、P#2のバイアス回路抵抗はカットアンドトライで見つけないといけないようです。


BTW there is scarcely noise by using the recommended method of Mr.Chiba.
Please refer to the simulation result. I think that the circuit shall be saturated when the input terminal voltage of 2 or 3 is more than 0.5V.
This is affected by the input current, so we shall adjust the value of resister by experiment.

 

As a result of these simulations and practical circuits working, the way of 386 muting by Mr.Chiba is very cool.

qrp.sblo.jp

How to mute on NJM386  NJM386でミュートするいくつかの例

Z_MIKLOAさんと言う方から「JRCデータシートにはMUTEのやり方解説がある」と教えてもらいました。RS-ONLINEからJRCのデータシートを引用します。

https://docs.rs-online.com/d4d0/0900766b8002dd96.pdf

3つ方式あるようです。#2に+電圧加える、#8をGNDにする、#7をVcc側につる。
夫々の説明を和訳しました。

 

Z_MIKLOA san taught me the information on how to mute on 386. He told me that there are several examples on JRC NJM386 datasheets.

I will refer to the example themselves as below.

NJM386データシートから引用。1-4頁

f:id:nobcha23:20220102213127j:plain

How to mute for 386 --1

f:id:nobcha23:20220102213233j:plain

How to mute for 386 --2

f:id:nobcha23:20220102213317j:plain

How to mute for 386

f:id:nobcha23:20220102213350j:plain

How to mute for 386 --4

次はそれぞれのLTspiceを試してみることにします。

Farthterly I will try to simulate via LTspice for each case.

―――続く continue------

 

 

Simulation for studying mute feeling of Chinese airband receiver kit  中国製航空無線キットのLM386をのMUTE時挙動をLTspiceで手掛ける

中国製航空無線キットの組立と改良を手がけました。大きな項目は局発デジタル化とスケルチ切り替えMUTEフィーリング改善が注目点と思います。
I'm thinking that the intensive points of Chinese receiver kit improvement are digitalized LO and better squelch muting feeling.

 

今回はそのスケルチフィーリングに関し、LTspiceで確かめみます。
This time I will check to mute feeling by using LTspice simulation.

 

元ネタ  The original article is below.
How to improve squelch feeling for Chinese airband receiver kit 中国製エアバンドレシーバーキットのスケルチフィーリング改善

 

スケルチのLM386のMUTE切り替え部分に着目し、LTspiceに回路入力します。LM358のAGC増幅回路、AF増幅回路、LM386のAMP部にしぼって 入力します。
To simulate the squelch circuit partially, I gathered LM386 and LM358 spice models for the audio and power AMP portion.

まず初めの課題はLM358とLM386のモデルです。いくつかやって、asyとsubがうまくリンクしないとかの苦労しました。試行錯誤の結果をまとめると次になります。(Auto Generatedを使う)


After trying & error, I acknowledged using "AutoGenerated" for .asc.

1. LM358についてはJRCのデータを参照しました。 I referred JRC information for LM358.

www.njr.co.jp



2. WEBからlibのzipをD/L解凍し、・\LTspiceXVII\lib/sub/の下に入れる。
3. LTspice処理で[Files]->[open]でlib探し、開く。
4. .subchet行を探し、該当行で右クリック[create symbol]でasyを作る。
5. 作成されたシンボルは[component]指定したときに[Auto Generated]に入っている。

6. LM386についてはelectro-tech-online.comのやりとりから引用。
asyとsubを取り出し利用。

次に回路図入力での留意点です。
1.LM358の供給電源で+5Vを定義。LM386には+12V電源を用意。
2.受信音声信号にあたるものとしてLM358入力に1kHz50mVを用意。

  信号電源として SINE(0 50m 1k) を定義。
3.スケルチボリウムをR値で適宜設定(閾値を0.5Vぐらいにした)

 Vcc=5Vを51k、5kで分圧
4.信号検波電圧(AGC電圧)をパルス電圧源で定義。

 PULSE(1 0.4 100m 0 0 0.5)


There are some issues to edit the circuit diagrams.
1. I determined the power supplies for LM358 of 5V, and for LM386 of 12V.
2. I'm using AC signal of 1kHz50mV as receiving audio sound.
3. Squelch volume setting will be 0.5V by the resister's deviation.
4. I determined AGC voltage by the pulse signal source.

以上の設定でシミュレーションかけました。

f:id:nobcha23:20220101223808j:plain

LTspice circuit

そうすると、キットオリジナル回路ではmute時にすごいノイズ(数ヘルツで数秒間)が出ています。青トレースがAGC電圧、緑がスピーカー出力。
As the result of the simulation, there is a very large and low-frequency noise after the squelch turns on. The blue trace is AGC voltage, and the green trace is SP output.

f:id:nobcha23:20220101223941j:plain

There is a large noise

 

そうこうしていると古いスケルチ問題に触れているブログ書き込みにZ_MIKLOAさんと言う方からJRCのデータシートにはMUTEのやり方解説があると教えてもらいました。

nobcha23.hatenadiary.com



新たな情報を得たので、JRCのデータシートを読んで試してみることにします。

Same time I got a comment on the old blog article from Z_MIKLOA san about JRC datasheets. He told me that there are several methods for squelching on LM386.
Depending on this information I shall study more for LM386 squelch technic.

--この項続く--Continue--