nobcha23のエアバンド受信機自作ブログ DIY airband receiver BLOG

エアバンドレシーバーキットの組み立て、改造を手掛けます Assemble and remodel Chinese airband receiver kit

局発信号源になるSi5351a発振ユニット [エアバンドレシーバーキットの改造」

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amazoneやeBAYなどで売っている航空
無線用受信機キットを組み立て、改造
しております。キットの組み立て、調整、
そして受信周波数表示から、さらに一
歩進んでデジタル型局発の利用とその
ための局発外部入力改造を行います。
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エアバンドレシーバキットの組み立てから始まり、外部局発改造にきました。
元の回路の局発発振部を停止して、外部よりデジタル方式で信号を生成し、局発信号として注入します。

今回この試作シリーズでは調整用デジタル方式信号源として発振回路を手掛けました。

それをもう一歩改造し、局発信号源にもなる発振ユニットについて説明します。

1.電源投入時にSW1を押したままで開始すると、局発表示(発振周波数から中間周波数分の10.7MHz引いた値を表示する)が選べます。

2.SW1は周波数ステップルーレット選択になっていて、ロータリースイッチによる増減ステップとして1,10,100kHz、1,10MHzが選べます。

3.SW3でルーレット選択できる周波数メモリー10ch分を用意しています。

4.SW2を押すと、その時の周波数をその時表示されたメモリーチャンネルに記憶させることができます。電源切っても覚えておいてくれます。

 

詳しいやマイコンプログラム開発については次のWEBで。

nobcha23.hatenablog.com

 


原発振モードでの出力周波数を自作カウンタでチェックしました。

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原発振モードで発振させる

次に局発モードで発振させ、同じく自作カウンタで+10.7MHzであるかをチェックします。

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局発モードで発振させる


調整用の信号源にもなり、局発にも使えるという、なかなか便利なものができました。


早速外部局発入力BNCコネクタにつないでエアバンドをワッチします。メモリーチャンネルに近辺周波数をセットしてあるので、SW2を押すと次々とチャンネルが変わり便利です。スケルチをデジタルで取り込み、スキャンするというアイデアもわいてきます。

 

 

PLJ-1601-C 周波数カウンタ