胸ポケットに入る、コンパクトなエアバンドレシーバーが売られている
と聞いて、これは面白そうと、試してみることにしました。
航空無線受信機がAMAZONにて6000円弱で買えるということです。中
国製HRD-737を買ってみました。
中国本土(深せんらしい)から航空便でやってきました。今日はまず、
ケースを外して中をのぞいてみます。
もともとあったFM/AMレシーバーのケースを流用したみたいで、乾電
池ケースの中にリチウムバッテリーが入っていたり、AM用バーアンテ
ナはスピーカー裏テープ止めとか、安くするための工夫が沢山されて
います。
電池入れ替え用の蓋をスライドして開け、次に2本のビスを緩めケース
をばらします。中の基板をのぞいてみましたが、最新の表面実装基板で、
よく見ると、DSPラジオICと制御マイコンのIC名称が消されています。
コピーされないように手間かけてます。昔々日本製の電子装置でもこの
ように手間暇かけてICの捺印を消して真似されないようにしたこともあ
りましたが、今の中国ではそういうことが日常的な防護策になっている
のかと思われます。
しかしながら、そこまでしても、どこでも何でも情報があるようで、
次に紹介するWEBにHRD-737フォーラムがあり、その中にラジオICは
旭化成マイクロシステム社のAKC6955だろうとありました。
Critical reviews of the $37 HanRongDa HRD-737 shortwave radio
また、このラジオはちょっと感度が悪いので、かなり強引にもプリア
ンプを内蔵させると言う書き込みもあります。回路とか実装について
はYOUTUBEに情報があるようです。
Imre’s HanRongDa HRD-737 modification increases sensitivity
この引用した改造情報ではアンテナの前にTRで増幅回路を入れ、受信
感度がよくなったと説明されています。
しかい、他の方から、デジタルノイズだらけの基板上で広帯域増幅器
でノイズも併せ増幅しいるので受信信号強度が増したように思ってい
るだけとの酷評もあります。ワタシもそう思います。
プリアンプを入れるならこのアンテナ端子前ですね。プリアンプ追加
と言うチャレンジは追って検討実験してみることにします。