nobcha23のエアバンド受信機自作ブログ DIY airband receiver BLOG

エアバンドレシーバーキットの組み立て、改造を手掛けます Assemble and remodel Chinese airband receiver kit

彫刻刀で削る基板 自作のLNA実験

中国から買ったLNA基板

rover.ebay.com

ですが、見てみると簡単明快で自分でも作れそう感がでてきました。

Chinese made LNA board may be easily copied by myself, so I thought.

 

そこで、以前に買ったMMICのMAR1など探し出し、昔秋月で買ったエポキシ両面生基板を取り出して、削って回路を作ることにしました。

I will shapen with sward for epoxy both side PCB which I had bought at Akiduki trading. And I would use MAR1 of MMIC.


基板には部品を表面実装するので、回路図というより実体はんだ付け図の方が必要です。

 To assemble the parts as surface mounting, I prepared practical wiring diagram instead of typical wiring diagram.

 

使用周波数帯は150MHzぐらいなので、ストリップラインのインピーダンスなど気にしなくてもよいのかもしれません。でもMMICが1GHz帯以上の帯域利得を持つので寄生発振などしてはまずいだろうと思い、買った基板を参考にパターンなどを削りました。

As frequency range is along 150MHz I need not concern inpedance of strip line. However MMIC shall be active more than 1GHz and I shall take care of avoiding parastic oscillation according to bought PCB circuit.

 

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回路図、実態実装図、削った基板

 

まずはMAR-1を実装、何かうまくない、追求せずに次はMAR-6を実装。

I had assmbled MAR-1 but no good result. Change MAR-6, also no good.


それでもおかしいので、次にはSiGeのSGA6389Zという小電力パワーMMICにしました。

Finaly I changed to SiGe SGA6389Z small power MMIC.

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カタログによると、100MHzぐらいだと15dB出るというのに、10dBも行きません。理由不明です。電源供給用の空芯コイルが負荷になってダメなのかと思います。今日はとりあえずここまで。原因究明などは追って。(チップインダクタにしたら10dB以上出ました)

 

 

 Depending on catalogue description there may be 15dB but was merely lower than 10dB. I think loaded coil being so small. I shall improve later sooner.

LNA基板30dBはちょっと過大だった Noted 30dB gain is too much.

 先日紹介した中国からやってくる30dB利得のLNA基板ですが、ちょっと過大でしたね。Chinese advertising copy is "30dB LNA", but it's too much.

 

というのは、久しぶりにGigaStを試そうとV4.0で測定し判明しました。なれないもので、アンプ周波数特性を測るためのFLAT/HOLD/SINGLEテクニックを忘れてしまったので、TG裸とAMP入れた場合の特性をコピペで確認しました。

 I had measured LNA gain by using hobby SG & TG as below. I interceded two display of TG signal and output signal from LNA.

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30dBアンプの特性をとってみた

コネクタなどのロスもあるのですが、実際は150MHzぐらいで23-24dBぐらいでしょうか。 Actualy it is about 23-24dB gain at 150MHz.

 

以前に一個100円ぐらいで買ったMMICがあるので、このAMP基板を真似して、次は基板を彫刻刀で削って作ってみることにします。

 I would like to copy this LNA by using storing MMIC and shaving patterned PCB by myself later.

 

rover.ebay.com

 

 

 



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GigaStV3.0がジャンク箱にありました

無線家のみなさんならご存じのアマチュア向けスぺクトラムアナライザキットのGigaStですが、作者の青山さんのご事情でサイト更新が止まっています。再開を祈願します。

 

さて、当局の場合は最新ではないV4.0を時折実験に使っています。

 

そして今回ジャンク箱を整理していたら、もうひとつ前の作りかけのV3.0を発見しました。GigaStのサイトには最新V5.0と一つ前のV4.0なら、説明書やソフトがあるのですが、V3.0はあまりにも古いのか、もう記載されていません。

 

何とか説明書やソフトを探してみようと色々調査、そういえば昔々のデータをボランティアサイトがアーカイブしている話を思い出し、探してみました。

 

インターネット・アーカイブ(archive.org)というのがそれです。現在のGigaStサイトの前に作者青山さんが作成されていたwakwak.comサイトが残っているか、検索をかけてみました。

http://www.archive.org

にアクセスすると次にリディレクトリされ、古いインターネットアドレスを入れるように促されます。

   https://archive.org/index.php

search archive欄(Serach archived web sitesをラジオボタン選択)が出るので、今のURLから推定して、V3.0のアドレスと思われる次のURLを入力検索します。

http://park7.wakwak.com/~gigast/GigaSt3///

 

そうすると2ページに渡って、WEBにあったhtmlやら関連画像ファイルのディレクトリー画面がでてきます。その中で2ページ目にでてくるhtmlをクリックすると、Ver3の解説ページが出てきました。また、htmlの近辺にexeがあります。頁を開いてソフトウェアダウンロードを指定すると、デフォールトのところに自己解凍のEXEファイルがダウンロードされます。

http://park7.wakwak.com/~gigast/GigaSt3/GigaSt-3.htm


後は解凍するだけです。Win10でXP環境のファイルが解凍できました。

WIN10環境なので、秋月のUSB-SERIALは使えず(ドライバ入れ替えがうまくいかず)eBAYで格安のケーブル(USD3ぐらい)を中国から買いました。

CH340 USB cable

つないでXPモードで動かすと動きました。

バラック配線のGigaSt3をつなぎ、手近にあったMC145163を使ったシンセサイザ局発をつなぐと無事にスペクトラムが出ました。

良かった。よかった。

 

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GigaStV3.0が無事動きました

 

 

1994年に設計

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amazoneやeBAYなどで売っている

航空無線用受信機キットを組み立

て、改造しております。
キットの組み立て、調整、そして

受信周波数表示から、さらに一歩

進んでデジタル型局発の利用とそ

のための局発外部入力改造、さら
に感度アップを行います。
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さて、このブログで扱っているエアバンド受信機キットのルーツなのですが、ネットサーフィンしていたら行き当たりました。なんと

www.tonyvanroon.com

らしいです。

Back to Circuits page
Page Copyright c 1995 - Tony van Roon
Project Copyright c 1994, by Fred Blechman (K6UGT)

 

組み立て調整マニュアル

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amazoneやeBAYなどで売っている

航空無線用受信機キットを組み立

て、改造しております。
キットの組み立て、調整、そして

受信周波数表示から、さらに一歩

進んでデジタル型局発の利用とそ

のための局発外部入力改造、さら
に感度アップを行います。
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英語版を参考にし、組み立て調整マニュアルを作ってみました。

 

----改訂版

 

30dBアンプを追加  「エアバンドレシーバキットの組み立てと改造」

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amazoneやeBAYなどで売っている航空無線用
受信機キットを組み立て、改造しております。
キットの組み立て、調整、そして受信周波数
表示から、さらに一歩進んでデジタル型局発
の利用とそのための局発外部入力改造、さら
に感度アップを行います。
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この受信機キットですが、ちょっと感度が悪いように思います。簡単に感度を上げるには前段にプリアンプを追加すればいいはずです。アマゾンに800円ぐらいの手ごろな価格のLNAが出ていたので、買ってみました。注文したら、意外と早く1週間ぐらいかかって中国からやってきました。次のような仕様です。

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30dBのLNA



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0.1-2000MHz RF 広帯域アンプ 30dB増幅器(デシベル) 高利得モジュール ノイズLNAの仕様

特徴:
広い周波数範囲、高利得、低雑音指数です。
この製品は、フロントエンド受信RFに適用され、低ノイズRF信号増幅を行います。

仕様:
動作周波数:0.1-2000MHz
アンプゲイン:F=0.1MHz, gain=32dB、F=500Mhz, gain=31dB 、 F=1000MHz, gain=29dB、
F=1500Mhz, gain=25dB、 F=2000MHz, gain=20dB、
最大出力:+10dBm(10mW)電源電圧:DC 6-12 V 入出力インピーダンス:50Ω
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WEBで調べたら、回路に実装されているチップの刻印から判断すると旧HP(現AVAGO)のINA-02186と言うMMICが使われているようです。

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LNAの回路図


それではこのLNAをアンテナ端子BNCの前に入れて試してみます。そしていつもの伊丹空港の周波数に合わせます。30dBというだけあって、さすがです。今まで聞こえなかったグランドの応答が室内アンテナでも聞こえます。しかし、局発がまだ裸なので、家庭内ノイズも拾ってしまいます。

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LNAつないで受信確認

 


局発もケースに入れないといけないですね。

 

 

フロントエンドのフィルタ特性をみる  「エアバンドレシーバキットの組み立て調整」

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amazoneやeBAYなどで売っている
航空無線用受信機キットを組み
立て、改造しております。キット
の組み立て、調整、そして受信周
波数表示から、さらに一歩進んで
デジタル型局発の利用とそのため
の局発外部入力改造を行います。
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キット組み立て、外部局発試作、外部局発動作と色々確かめたので、続く追加改造を考えますがその前に、アマチュア用スペアナGiga Stを久しぶりに動かしたので、フロントエンドのフィルタ特性を確かめることにします。

 

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スペアナ接続実験

どうしたものかと基板をよく見ると基板のシルク印刷にTest1とTest2とフィルタ特性の入出力点が明示されています。GigaStのTG出力の方はアンテナ端子につなぎ、Test2の方には端子ピンを立てて同軸ケーブルにつないでGigaSt入力へ接続します。

 

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基板のシルクにTEST1とTEST2が

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TP出力とSP入力につなぐ

 

ということで得られた通過特性は次の通りです。118-136MHzに対して少し高域のほうに伸びています。もう少しフラットにできないかとコイルを伸ばしたり、縮めたりしましたが、あまり改善ができません。なるべくフラットにしてみたのがこの程度。

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初段フィルタの帯域通過特性

 

---追記 Apend‐――-------------------------------------

関連書き込みも参考にしてください。  Please refer related post.

 

エアバンドレシーバーキットの組み立て、改造を手掛けます Assemble and remodel Chinese airband receiver kit

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