The sensitivity specificattion for VHF AM radios is measured by 10dBSN method. I tried to get the value by using tiny SA ultra, Adruino oscilloscope, and connecting circuit. I described the note how to check the value.
WEBの情報を参考に、受信機感度の測定手順についてまとめてみました。手持ちのDIY機器とか部材を利用し、できそうな簡易的な手順をまとめました。(自分でもいくつか間違いを見つけましたが、おかしいところに気付かれたら、お教えください。)
10dBSN受信機感度測定手順
10dBSN法による感度測定をまとめようとしたきっかけはtiny SA ultraにSG機能が付いていたことでしょうか。nanoVNAはゼロスパンにして周波数を自由に指定できる発振器として使えました。tiny SA ultraでは1dB単位の出力設定ができ、変調のON/OFFまで付いています。(ちょいバグがあり-60、-100dB近辺でレベル増減がおかしくなったり、110dBm以下では画面設定できるが、出力信号レベルは変わらない、AM変調度は80%固定など注意事項はあります。)
ミリバルの替わりに波形確認できる音声帯域コンパクトオシロを使います。およそ20kサンプルで、ACレンジあり、rms電圧の読み取り表示があります。
また、今回ミリバルの替わりにArduino oscilloを使ったので、10dBNQもさることながら、12dBSINADも面白そうと思いました。Arduino oscilloですが、ラジオペンチさん開発のArduino oscilloをパオさんがフォローして基板を作られ、プレゼント配布されているのに出くわし、プレゼントに応募して、作りました。そして、スケッチは厚木市シリコンバレー4066番地さんにより改良されたV402を使っています。今回の10dBNQ測定にちょうど間に合い感謝しております。
測ってみて、波形から見て、受信機が信号を受信できるという限界条件の意味がなるほどなと言う感触を得ました。Arduino oscilloを使う前は、電圧表示だけでは不安だったので、クリスタルイアホンをパラにつなぎ、音を確かめながら値を観測してました。Arduino oscilloだと復調信号波形が見えます。感度近辺の応答ではダイオード検波、IC内部の検波回路、DSPチップと違う歪波形でした。
前置きが長くなりましたが、手持ちエアバンド受信機の感度測定データです。(アマチュア自作機材、手法を利用しており、あくまでも目安値です)
測定データ
測定つなぎ
10dBSN法は追い込み方式で値を取得するので手間がかかります。SINAD値だと観測し、達成で感度が判り、行ったり来たりしなくて楽そうです。次には12dBSINADの方もやってみたいと思ってます。