I would like to know the gain distribution of the R909-DSP1. Today I checked and estimated some to write the gain distribution map for R909-DSP1.
今後のコピペ設計の参考に、回路各部の利得配分を調べることにしました。今のところR909-DSP1が手持ちエアバンドDIY受信機の中でも感度良好、スプリアス感度も低く、お気に入りです。R909-DSP1を調べた後に、R909-DSP2の不具合対策することにします。
実験用信号源はR909-VFOにします。Si5351aの裸出力+12dBmでは強すぎるので、20dB(メーカー品)+40dB(自作で実力39dB)のATTを介し,-およそ50dBmの信号源にします。信号検知はtinuSAに整合用3dBATTを付けて受けることにしました。
測定結果と測定できない部分の引用推定値を入れ、ダイヤグラムを作りました。
レベルダイヤグラム
SKYWORKS社のカタログで感度が明記されているのはSi4734/35のデータシート第11表です。SW帯ではSNR26dBで平均25µVEMFとあり、換算すると-85dBm(21.4MHz)になります。
これを引用すると、R909-DSP1は-92dBmぐらいと言うことになります。しかし、この間の測定では-109dBMぐらいでした。Si4732のSW帯感度のカタログ値における条件は26dBNQSですが、この間の測定は10dBNQSぐらいのつもりやってます。それにしても少し乖離が大きいので、Si4732のSW帯感度をATS20を使ってみて、実力値を測ることを検討します。
さて、この結果からR909-DSP2の感度を推定すると、BGA2851分が上乗せされ、かなりの感度(-120dBmぐらいか)になるはずです。でもR909-DSP2において実際の電波を受信しても、R909-DSP1より感度アップは感じられず、ノイズのみ目立ちます。ということはBGA2851とTA2003のRFアンプがらみで発振気味になり、弱い受信信号を抑圧しているんではないかと推定されます。さて、この対策やいかに。