12.8MHzの発振器信号では味気ないので、実際の変調されている受信信号をSi4735で聞いてみようと、中華エアバンドレシーバーキットの10.7MHz中間周波数信号を取り出し、受けてみました。
中華エアバンドレシーバーキットSi4153a局発改造機のSA602→Xtalフィルターー>2SC3356コレクタから中間周波数信号10.7MHzを引き出し、Si4735で聞いてみました。
PU2CLRのシリアルモニター接続スケッチが実験に役立ちます。伊丹空港ATISが連続放送なので、聞いてみますが、我が家ではこの受信波にビート妨害がかかっています。しかし、SNR12dBで50dBμVと言うぐらいで受かります。次に伊丹アプローチの118.1MHzを受けます。SNR10dBで45dBμVなのですが、SNRが0dBになったりします。
エアバンドレシーバーキットのスピーカーから出てくる受信復調信号に見劣りします。Si4735はクリスタルイアホンで聞いています。信号レベルが弱いし、ダイナミックレンジも今一つです。
エアバンドレシーバーキットはMC1490+検波回路ですが、その部分をSDRに入れ替える利点が今のところ、見出せません。(中国製エアバンドレシーバーキットでは最近MC1350Pが使われています。)
SDRのポイント生かすアイデアとしてはSNRの設定値でMUTE解除、またRSSI見てRF段でAGCかけるなどです。少しこの組み合わせで受信の様子を見て、次のステップに進むことにします。
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この後、Si4732受信機基板キットを買い、クリスタルコンバーターを作って、エアバンド受信ができるようになりました。